一様励振(エンドファイアアレー, End-fire Array)

1次元アレーの軸に沿う方向をエンドファイア(End-fire)と言い、 その軸の方向にメインビームを向けるアレーを エンドファイアアレー (End-fire Array)と言う。


素子数変化

極座標表示

素子間隔 λ/4
素子数 1〜30
素子間位相差 -kd

素子数を増やすとビームが細くなる。 第一サイドローブレベルは-12〜-13dBである。 ここでは、θ=0deg 方向で位相が揃うように素子間位相差を決めている (kdだけ下の素子の位相を遅らせてある)。


素子間位相差変化

極座標表示

素子間隔 λ/4
素子数 10
素子間位相差 -kd+(0°〜180°)

素子間位相差を変化させるとビームの方向を変えることができる。 原理はブロードサイドアレーの所で説明した理由と同じである。


素子間隔変化

極座標表示

素子間隔 0λ〜1λ
素子数 10
素子間位相差 -kd

素子間隔を広げるとグレーティングローブが発生する。 原理はブロードサイドアレーの所で説明した理由と同じである。


指向性の3Dグラフィックの例

1素子 2素子 4素子 8素子

素子間隔 λ/4
素子数 1,2,4,8
素子間位相差 -kd


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