フーリエ変換法 (Fourier Transform Method) は所望の指向性を実現するような波源分布を計算する方法である。
波源から放射される遠方界指向性は波源分布のフーリエ変換と対応している。 また、逆に波源分布は遠方界の逆フーリエ変換となっている。
この事実を応用し、所望の遠方界指向性を逆フーリエ変換して 所望の遠方界指向性を与えるような波源分布を計算する方法が フーリエ変換法である。
linear 指向性 | dB 指向性 |
極座標表示 | 重み係数 |
ビーム形状 | 1 (60° < θ < 120°), 0 (それ以外) Sectral beam |
---|---|
素子数 | 2〜100 |
素子間隔 | 1/8 波長 |
素子数を増やしていくとだんだん Sectral Beam に近づいていくことがわかる。 linear 指向性を見ると、不連続点θ=60°, 120° でスペクトルの有限打ち切りによる ギブスの現象(Gibbs' phenomena)と呼ばれるオーバーシュートを確認できる。
n=26 | n=50 | n=76 | n=100 |
[参考文献]