アレーアンテナの原理


波の干渉縞

波の干渉縞

アレーアンテナは波の干渉縞の原理(波の強め合い、弱め合い)をアンテナ工学に応用している。

点波源

点波源
点波源

4素子一様アレー(同相・等振幅)

ブロードサイドアレー(半波長間隔)
ブロードサイドアレー(半波長間隔)

エンドファイアアレー(1波長間隔)
エンドファイアアレー(1波長間隔)

同じ特性を持つアンテナをいくつか並べたものをアレーアンテナと言う。 アレーアンテナを使うとビームを所望の方向だけに向けたりすることができる。 原理的には高校物理で習う「波の干渉縞」である。 普通、素子間相互結合はないものとして計算される。

ソースファイル(Mathematica Ver.11.3) array.nb(1.8MB), array.pdf(5.1MB)


振幅分布による分類

アレーアンテナは各素子の励振係数を変えることにより、 メインビーム方向を変えたり、サイドローブを落としたりと 色々なことができる。 励振係数の絶対値による分類としては次のようなものがある。
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