2003/11/21 平野拓一
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dragging (left mouse button pressed) | rotating about an axis in the picture |
releasing left mouse button while dragging | spinning about an axis in the picture |
SHIFT key pressed plus vertical dragging | zooming |
CONTROL key pressed plus vertical dragging | changing focal length |
double clicking | stopping or restarting animation |
直交直線座標では(x,y,z)で表される。
ところで、直交直線座標は別名カルテシアン座標とも言われる。なぜカルテシアン座標と言われるのだろうか?座標という概念は「我思う、ゆえに我あり」の言葉で有名なフランスの哲学者(数学者、科学者でもある)のデカルト(Descartes, René (1596-1650))が提案したからである。デカルトはベットの中で飛んでいるハエを見つめていて座標という概念を思いついたと言われている(デカルトのハエ)。
なぜ「デカルト」なのに「カルテシアン」かと言うと、"des"というのはフランス語では飾り(フランス語を詳しく知らないのであまり正確に言えないが)だから"Descartes"の"Des"を取って"Cartes"(カルト)となる。そして、科学、数学の分野では考案者の名前を付ける習慣があり、演算子などには"〜ian"と名前をつけることが多い。例えばベクトル解析のラプラシアン(Laplacian, ∇)はラプラス(Laplace)の名前から来ており、量子力学のハミルトニアン(Hamiltonian, H)はハミルトン(Hamilton)から来ており、解析力学のラグランジアン(Lagrangian, L)はラグランジュ(Lagrange)から来た名前である。従って、デカルトが提案した座標という概念に名前を付けるとしたら、カルテシアン(Cartesian)となるのである。
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